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　東京・練馬区で将棋の藤井聡太八冠（21）が小中学生10人と対局するイベントが開かれました。対局を終えた子どもは藤井八冠は「すごく強かった」と話していました。 藤井聡太八冠 「ちょっと緊張しているのかなという感じもするんですけど、きょうは短い間ではありますけど、ご指導対局ということで、きょうは楽しく将棋を指していければと思っています」 　このイベントは藤井八冠が先月、防衛に成功した王将戦の第7局の開催予定地だった練馬区で行われました。 　藤井八冠の相手は抽選で選ばれた小中学生10人です。 　藤井八冠は子どもたちの前を移動しながら指していきます。 　最初は緊張の表情を浮かべていた子どもたちも対局が始まると真剣な表情になり、藤井八冠の指導も熱を帯びていきます。 藤井聡太八冠 「守りも意識して下さい」 「守りはしっかりうまくされていたので大物を活用して攻めていこうと目指して指してみて下さい」 「この攻めはうまくされていたので『角』もうまく活用する手順を考えてみるともっと良い」 　藤井八冠との対局を終えた子どもたちは…。 参加した子ども 「中央だけでなく端からも攻めてきてすごく強かったです」 「（Q.もう一回チャンスがあったら？）また指します」 「（Q.今度は勝てそうかな？）はい」 藤井聡太八冠 「皆さんが一手一手を考えて指されてるのが伝わってきてうれしく思いました」 　子どもたちとの対局を楽しんだ藤井八冠ですが、来月7日からは叡王の、10日からは名人のタイトル防衛戦が始まります。