◎正当な理由による書き込みの削除について: 生島英之とみられる方へ:
【悲報】スマブラ改造系YouTuberさん(30)、任天堂から動画を削除され逆ギレ [118128113]->画像>3枚
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まじでやばい…
チーさん…
どうして…🥺
ここからなんとかして任天堂が悪いことにできないかな
任天堂に異議唱えてどうすんだよ馬鹿じゃねえの(笑)
なんで自分だけってのはわかるわ
でも人気YouTuberってのはもうそういう強運も味方につけないとだめなんだと思う
著作権侵害しても黒人差別しても殺害予告しても元気にやってるやついるし
もうそういう運命なんだよな
170以下は人権ないとかで騒がれるようなやつは運が無いんだよ
植物人間は光合成云々なんて問題にもならずアイドルやれてるやつなんてやっぱ強運なんだろうしな
芸能人やらYouTuberってそういうもんでしょ
金玉ないのあたいと一緒
エルデンの売り上げ出る前だからってゴキブリ発狂しすぎだろw
任天堂や任天堂ユーザー叩いてもゴミステが売れるわけじゃないんだぞw
女の子をいじめるな!!😡
女の子をいじめるな!!😡
な? 【男】 だろ?w
知能が低い劣等種に人権を与えるからこうなるw
周りがスピード違反してなんでおれだけ?って言ってるようなもんだろ
消されてないやつがいるならそいつらを通報すればいいだろ
自身の行動を正当化しようとすんな
>>19 玉が無いからムタマなのか
自分まで改造するとか本物じゃん
応援するわ
改造ダメって言われてるなら改造はダメなわけでなんで自分だけは通らないでしょ
著作物は著作権者がダメと言ったらダメって基本すら知らんのか
嫌ならジブンデオリジナルでコンテンツ作れよ
>>20 ムタマちゃんは「金玉」ないぞ😃
こういうなんで自分だけ?って思う奴なんなんだろうな
お前だけなわけないやろ
運じゃないとおもうんだよな
ルール違反なのはわかってるけどそれでもこのクオリティなら通報せず見たいと思う人が少なかっただけ
公式から認可もらってから配信しろよ
コソコソダークウェブ経由で金稼ぐならともかく無法地帯過ぎるんだよ
どう考えても理不尽ではないだろ
他にもやってるやつがいるのになんで自分だけ!とか小学生までの言い分だろ
他にもやってるやつがどれだけいようが見逃す理由にはならない
任天堂は外部ツール使った改造動画にはうるさいからな
折れてんのにまだダメ押しするのかよ
流石屑 反省しない(爆笑)
有名になれば厳しくなるという当たり前のことを理解してないアホがネットには多すぎる
ルールが緩い世界はマイナーなだけだしメジャーになるなら何だって厳しくなる
マリオメーカーのために改造マリオ削除しまくってたから
今度はスマブラメーカーを出すんじゃね?
こいつの動画かなり手が込んでて結構面白かったけどな
まぁ著作権的にグレーなことやってるとチャンネルが大きくなるに連れて目をつけられる危険性も上がるわな
通報した奴は嫉妬だろうけどしょうがない
ムタマざまぁって言われるんだろうなって何だよ
5chで全く名前売れてねえだろ誰だよ
こいつオンライン対戦で2回当たったことあるわ
鬼のように強くてボコボコにされたわ
改造マイクラでもやれよ
改造マイクラは競合多すぎて無理なのか?
平和島のにえとのは博学才穎、平成の末年、若くして名をウメブラに連ね、ついでDtNに補せられたが、性、狷介、自ら恃むところ頗る厚く、兼業に甘んずるを潔しとしなかった。
いくばくもなく副業を退いた後は、故山、にえとの宅に帰臥し、人と交を絶って、ひたすらスマブラに耽った。
平社員となって長く膝を俗悪な上司の前に屈するよりは、スマブラーとしての名を死後百年に遺そうとしたのである。
しかし、成績は容易に揚らず、生活は日を逐うて苦しくなる。にえとのは漸く焦躁に駆られて来た。
この頃からその容貌も峭刻となり、肉落ち骨秀で、眼光のみ徒らに炯々として、曾てDtNに登第した頃の豊頬の美少年の俤は、何処に求めようもない。
数年の後、貧窮に堪えず、妻子の衣食のために遂に節を屈して、再び東へ赴き、副業の職を奉ずることになった。
一方、これは、己のスマブラに半ば絶望したためでもある。
曾ての同輩は既に遥か高位に進み、彼が昔、鈍物として歯牙にもかけなかったその連中の下命を拝さねばならぬことが、往年の儁才にえとのの自尊心を如何に傷けたかは、想像に難くない。
彼は怏々として楽しまず、狂悖の性は愈々抑え難くなった。
一年の後、スマバトで旅に出、淀川のほとりに宿った時、遂に発狂した。或夜半、急に顔色を変えて寝床から起上ると、何か訳の分らぬことを叫びつつそのまま下にとび下りて、闇の中へ駈出した。
彼は二度と戻って来なかった。附近の山野を捜索しても、何の手掛りもない。その後にえとのがどうなったかを知る者は、誰もなかった。
ヒュンッヒュンッ
あばだんごの駆るミュウツーが尾を執拗に振り続ける
観客達は下強擦りすぎだろ…と呆れムード
それもそのはず、相手はベヨネッタ
何が起こるかなんて素人でもわかる
しかし、ただ一人、艶めかしい声を漏らす者がいる
「んっ…あ…っ…」
にえとの、彼は借金を身体で返済すると約束してしまった
よりにもよってあばだんごと…
彼の前立腺にはミュウツーの下強と連動して振動するローターが
(もう…終わってくれ…)
━その時、歓声が沸き起こる
ベヨネッタのウィッチタイムだ
時が止まったかのような…下強…無限にも思える快感がにえとのを襲う…
「んあ"ぁ"ぁ"ぁ"っぁあぁっっ♥」
嬌声が上がる
が、試合終了によるざわめきに掻き消された
くやしそうに振る舞うあばだんご
その口角は上がっていた
久々の大型大会“篝火”
優勝候補と目されたあとりえはルーザーズセミファイナルで散った
「ごめんよ、スマブラやめてた俺に負けるなんて納得いかないだろ」
「いや、あんたに負けるなら納得や、こもさん」
負けた悔しさもある、ザクレイとの再戦を迎えられなかった怒りもある
だが伝説の剣豪が復活するのをこうして目撃できる感動がまさっていた
『ルーザーズファイナルはザクレイ選手の棄権によりこもりきり選手の不戦勝となります』
「なっ!?」
負けたのか、ザクレイ!それよりも棄権とはどういうことだ
胸騒ぎを抑え現場に駆けつけると変わり果てたライバルがいた
「ザクレイッ!」
まるで怯えた小動物だ、すみでまるまり涙を流しながら何かをつぶやいている
とある男の“マジレス”がこの少年を壊したのだ
「人間じゃない……あれは怪物……」
「しっかりしろ!なにがあったんや!?」
ザクレイを介抱していると、その元凶が現れた
「ぽ!」
「あ、あばさん?」
「あてぃし強しぎー!」
「こんマッスルー💪」
──人間の言葉じゃない
純粋な狂気、歪な力
ザクレイを壊したのはあばだんご……いや、
かつてあばだんごだった“モノ”だった
「勝てない……勝てるわけがない」
圧倒的な人間差を見せつけられ怯えるあとりえ
そんな彼をかばうように前に出るこもりきり
「ごめんな裕太、辛かったよな、寂しかったよな」
「もう一人にはさせないから」
──そのために戻ってきたんだ
「こもぺここもぺここもぺこ〜ッッ!」
戦いの火蓋が切って落とされた
「あれからもう四年か…」
PCのモニターに照らされる薄暗い部屋の中、ひとり思う古森霧。
眺めていたのはとあるゲームの大会の動画。
世界大会Genesis4 Top8、この世界の頂きで事件は起きた。
それからだった、あいつとの因縁の戦いが始まったのは。
KVO、2GGC…思い出を掘り起こすかのように次々と動画に手をかける
当時は気まずく、目も合わさず挨拶もなく試合は始まる。
怒りや悲しみ、入り交じった言葉にできない胸の内をただスマブラでぶつけるしかなかった。
「でも…楽しかったな…」
と、気づけば日を跨いでいた。
明日からいよいよ社会人としての生活が始まる。
時間は進んでいる、いつまでも過去を振り返ってばかりではいられない。
けどいつか…きっとまたあいつと…
そんなことを考え床に就こうとマウスに手をかけたそのときだった。
携帯の着信が鳴る。
こんな夜更けにいったい誰が…疑問に思いながらスマホを手にとる。
画面を見た古森霧は驚きのあまり目を見開く
"あいつ"だ。
「あばだんご…?」
一体何を話すつもりなのか、それになんと返せばいいのか。
考えのまとまらない頭とは裏腹に、先程まで浸っていた感傷のためかその手は自然と着信に応じる。
『寂しいから……浮気する』
「…………え?」
『ん……んっ…!んっんっんっ!!』
通話が始まるや突然喘ぎ始めるあばだんご
想像を超える奇行に古森霧は思考が停止する。
『んっ!ダメ…!イクッ…!イっちゃう!!』
電話越しにいるのは明らかにあばだんご一人だ。
狂っている。そうだ、自分が競技シーンから遠退きあいつを孤独にした、もう…とっくに壊れていたんだ。
あいつの心は。
『イクイクイクイクイクーーーッ!!』
「裕太ぁ…ごめん…ごめんなぁ……」
絶頂するあばだんご、咽び泣き謝り続ける古森霧。
モニターの光はもう二度と戻らない"青春"を映しながら、
二人の奇怪な通話を優しく照らし続けた。
完全にヒップホップの暗黒面に堕ちてしまったアトキン・スカイウォーカーは、アイドルスマブラーが拠点とする火山の星・スマログ星に降り立ち、一派を抹殺していった。
やがて一派の者はアトキンのスマブラの師匠であるホビ=ワン・セノービを残すのみとなった。
対峙する二人。
「聞けアトキン!rawaxxxは悪魔だ!」
「スマログのセルアウトに早く気付くべきやったわ!奴らこそ邪悪の権化やねん!」
説得は無駄だと悟ったホビ=ワンは、自分が手塩にかけ育てた弟子と対決することを決意すると、スマホを取り出して画面を彼に見せた。
「昨日お前が消したお前の配信のアーカイブだ!これに編集でスマログ恒例のユルいBGMとクドい字幕を乗せる。」
ホビ=ワンはその動画をYoutubeにアップロードし始めた。
「広告の利を得たぞ!(I have the high amount!)」
「俺を見くびんなや・・・!」
ホビ=ワンの読み通り、挑発に乗ったアトキンはライムセーバーを抜いて飛び掛かったが、その振るった刃は身長163cmのホビ=ワンの頭上で空を切っただけだった。
そしてアトキンはホビ=ワンの差し返しを避けきれず、両足を切断され、敗北した。
両足を失って地面を転がり、敗北感と激痛に苛まれうめき声を上げながら必死に地を這うアトキン。
それを見つめるホビ=ワン。
憎悪と憐憫の眼差しが交差する。
「選ばれし者だったのに!スマログに選ばれ我々に収益をもたらすはずのお前が、ヒップホップに囚われてしまった!」
「あんたが憎いいいいいいい!!!」
血の涙を流しながら、彼への怒り、嫉妬、憎しみを込めたディスを続けるアトキン。
ホビ=ワンは自身に降りかかってきた炎上の火の粉を払い落とすと、それがアトキンの服に飛び火し、火だるまになった。
ホビ=ワンは見ていられず、彼のライムセーバーを拾い上げると、振り返ること無くその場を立ち去った。
次回、エピソード4。ツータラ星にいるマスター・ソータに届いた伝書鳩とは…?!
これはL氏がK教団に入信したB君の帽子に盗聴器を取り付けることで得られた音声資料である。
L氏はB君の成年後見人であり、教団による洗脳の実態を暴くために盗聴の敢行に至った。
〜
教祖K「じゃあNさん、教義を唱えて自己モチベーティングしてみて」
信者N「はい、ステップします、ステップします、ステップします、ステップします、ステップします」
幹部A「うーんまだちょっと発達が感じられないねぇ」
幹部R「なんか美しくないよね」
信者N「すみません。断食のステップが辛くて・・・・※1」
B君「Nさん辛いの?辛いの?Nさん辛いの?Nさん辛いの?」
教祖K「B君は瞑想のステップしててね。私の見解では辛いのは献身の心が足りてないんだと思います」
信者N「献身ですか・・・・?」
幹部A「聖人Gがこの界隈にどれくらいの献身をしたか知ってる?60ストック※2だよ」
教祖K「Nさん、断食のステップは確かに困難です。でもあなたなら聖人Gのようになれると期待してるんです」
信者N「すみません・・・すみません・・・・欲望を捨てきれないんです・・・うぅ(嗚咽)」
幹部A「このままだと心が魔に囚われるかもしれないね。先生、Nさんのためにあれを与えてはどうでしょう」
教祖K「そうですね・・・これをつけてみてください」
信者N「これは?」
教祖K「魔を跳ね返すアクセサリです。私やAさんはリフ※3と呼んでいます。
本来なら7ストックの献身をした者に与えるんですが今回は特別です」
信者N「ありがとうございます。ありがとうございます!」
幹部R「アハハずるいなー!つけてるだけで魔を反射できるなんて!」
一同「ハハハハハ」
B君「よかったねぇNさん、よかったねぇ、よかったねぇよかったねぇ」
教祖K「B君は瞑想のステップしててね・・・・あれ?B君今日はキャップかぶったままだね?」
B君「え〜とですねぇ、Lさんができるだけ帽子かぶったままでいろって」
幹部R「えっ?ちょっと見せてね・・・・・あっこれなんだろう」
幹部A「盗聴器ですよこれ!先生!そろそろLさんはバースト※4すべきですよ!」
教祖K「落ち着いて、まずはそれの電源を切りましょう」
※1 この2週間後、信者Nの遺体が教団施設内部で発見されている。死因は餓死
※2 教団への寄進を指している。日本円でのレートは1ストック10万円
※3 英語のreflectionだろうか?こういった無意味な物品を信者に売ることが多々あるようだ
※4 長らく取材をしてきた我々も初めて聞いた単語である。不穏な意図を感じざるを得ない
音声はここで途絶えている。なお盗聴が行われた二日後にL氏は全身を切り裂かれた惨殺体となって発見された。
L氏の友人たちが彼の死の数時間前に送信されてきた盗聴記録を我々に託してくれたのがこの件のいきさつである。
我々は報道の正義を信じ、L氏の無念が晴れることを願い、この資料を世に公開するものである。
VoiD&うめき「……」カチャカチャ
観客「……(すごい試合だ)」ゴクリ
うめき(駄目だ、負けそう……せっかくドネーションもらったのに……ああ!またミスった……)
うめきの頭の中の住人「ギャハハハハハハハハハ!!!!!」
うめき「!!?!??」
<GAME!
VoiD「ヤッタ!Good Gameダッタヨ、ウメキサン」
うめき「ああああああああああああ!!!!!!!!観客がうるさいせいで負けたあああああああああああ!!!!!!!」
VoiD&観客「!?!?!?」
うめき「ああああああああああしねしねしねしねしねぶっ殺す!ぶっ殺す!」
VoiD「ウ、ウメキサン……?ドウシタンダイ……?」
うめき「ああああああああああ!!!!!」ガタッ
会場を出ていくうめき
自身の顔面を何度も殴り付ける
うめき「フー!フー!ああああああああああ!!!!!!!」ボコッボコッ
うめき「フー……フー……笑い声が消えた……VoiDには悪いことをしちゃったな……謝らないと」
再び会場入りするうめき
うめき「VoiD、Good Luck」
ザクレイ「!? うめきさん、僕はVoiDじゃないよ……それにその顔はどうしたの?」
うめき「VoiD、Good Luck」
ザクレイ「だ、だから僕はVoiDじゃ……」
うめき「ボイド、グッドラック、ボイド、グッドラック、イド、グドラク、ボボイド、クググドララララ」
ザクレイ「……ありがとうございます……」恐怖に怯える顔
うめき「そういえばVoiDとの対戦後あまりの怒りで速攻会場を出てあのツイートをしてしまったけど、そのあと深呼吸を10回して自分の顔ビンタしてすぐにVoiDを探して笑顔で『Good Luck』って言えたしVoiDも凄く安心した顔で『ありがとうございます』って言ってくれたしTOP8入ってくれたから本当に良かった」
「今日も海外遠征に向けていい練習ができたな…」
対戦会の帰りの電車であばだんごは一息つきスマホを手に取る。
界隈の動向をチェックする日課の時間だった。
「そういえば今日はオワ関西でも大会があったはず…」
CYCLOPSのTwitterを開く。
(なになに…優勝はあとりえ…古川は…一回戦負け!?)
思いもよらぬ結果にニチャァ…と陰湿な笑みを浮かべ、長らく見る機会のなかったしたらばを開いた。
「『鼻一回戦負けw、弱すぎて草』っと」
やはりしたらばで古森霧と鼻ファをバカにするのが何よりの至福だ。
すぐに鼻ファが噛みついてくるはず、久々におちょくって遊んでやろう。
しかししたらばーの反応はあばだんごの想像とは違ったものだった。
「鼻ってなに?」
「たしか古森霧とかいう無名のこと」
「そんなことよりタミスマ始まるぞ」
と、スマホが震え通知が表示される。
古森霧の配信を告げるものだった。
さっそく低評価を押ししたらばに貼り付ける。
『おい鼻くその配信始まったぞ』
「タミスマきたーー!」
「今回もメンツやばすぎw」
「優勝はしゅー兄と予想」
あばだんごの書き込みに反応する人間はいなかった。
かつて自身と並び二枚看板と謳われた古森霧の話題に関心をもつ者は皆無であり、
タミスマなどというオンライン大会の実況でそこは埋め尽くされていた。
あばだんごの目から一筋の雫が溢れ落ちる。
『鼻また負けそう』『鼻視聴者数少なw』『鼻くそぶっさいくや』
とうに降りるべき駅は過ぎ、
それでも涙に顔を歪め夢中でスマホを叩いているその男の姿を
他の乗客たちは不思議そうに眺めていた。
新作間近の初夏。
「鼻ファは出禁だぞ、出てけよ…と」
平日の昼間から歩きスマホをしているのは、任天堂公認ニートのあばだんごである。
近所をぶらつきながらしたらばに書き込むのは彼の日課となっていた。
「なになに…MKLeoはあばさんと組みたがってる、捨てられた鼻哀れ…ブフォーウ」
汚く笑いながら横断歩道を渡る。
スマホの画面に夢中になっていた彼は、JKの運転するダンプカーが猛スピードで近づいてきていることに気づかなかった。
ドン!
ブレーキ音すら聞こえない、明確な殺意を持って放たれたダンプカーのDAは、あばだんごの身体を跳ね飛ばした。
地面に叩きつけられるあばだんご。
「う…う……」
ウィッチツイストの攻撃判定よりも大きな赤い円が、彼を中心に広がっていく。
ドリフトで止まったダンプカー。その助手席から一人の男が降りてきた。
男はゆっくりと歩いてきて、こちらを一瞥し笑顔を浮かべた。
「あれ、まだ生きてたのか。まあこのままほっといても出血多量で死ぬだろ」
あばだんごは細い目を見開いた。
その男があのライトニングいがらしだったからだ。
ライトニングいがらしが浮かべていた笑顔は、あばだんごにとっては狂気のそれにしか見えなかった。
「いくぞJK。俺より強いプレイヤーを轢いていけば俺が日本一だ」
踵を返してダンプカーに乗り込むライトニングいがらし。
薄れゆく意識の中で、最後まであばだんごの脳裏に浮かんでいたのは、何故かあの憎たらしいこもりきりの顔だった…。
12月13日の日付も変わりつつある頃、大田区産業プラザPiOには警備服を来たあばだんごが懐中電灯を持って巡回していた。
「ここも、本来なら大会やってたんだろうな・・・」
そう呟いた白い息が懐中電灯に照らされ闇に吸い込まれるのを横目に、会場の窓や扉の施錠を確認する。本来なら人の移動や片付けなどの痕跡があったはずだが、光に照らされた埃はその寂しさをより際立たせていた。
「ん?電気消し忘れてたか?」
暗闇の中でぽつんと小さな光が見える。どうやらホールの中のようだ。
足音を広い空間に響き渡らせると光は大きくなっていく。するとガチャガチャ・・・ガチャガチャガチャガチャと音が聞こえてくる。
「だ、誰かいるのか?」
光の正体はディスプレイだった。そしてそこには一人の人影が・・・さらに画面にはリザードンが写っていた。
???「っす。対戦ありがとうございました!めちゃ強かったっす」
あばだんご「あ、あとりえ!?」
あばだんごは身震いした。誰も居ないはずの深夜の会場内で、一人配線を引きながらCPUをひたすらボコボコにしていたのだ。
あばだんご「ひ、一人でなにを・・・」
あとりえ「あの、サインとかは後でするんで・・・ほんまに大会中なんで話しかけんとってもらっていいっすか?」
あばだんご「いや・・・大会中とかじゃなくて・・・」
あとりえ「ちょっと、警備員さ〜ん!この人なんとかしてくれます?」
あばだんご「そう言われても警備員は俺なんだが・・・」
あばだんごはこれを報告するか迷った。今でこそ立場は違えど、以前は同じ組織にも所属していた仲だからだ。
すこし頭がおかしくなってはいるものの、ここで何かを壊したり盗んだりする気配はない。そしてそんな人間ではないということは自分がよく知っている。
あばだんごはすこし"打ち込み"すぎて頭でも打ってしまったであろうこの男の奇行を最後まで見届け、何事もなかったかのように戸締まりして帰ろう。そして忘れよう。そう思った。
しかし、小一時間ほど経った頃、警備服を来た別の男がやってきた。
警備員「おい!誰かいるのか!そこで何やってるんだ!」
警備員が画面に照らされ打ち込み続ける男の肩に手を伸ばす、しかしあばだんごは邪魔しないようにとその腕を掴み阻止する。
あばだんご「あの!これには事情がありまして・・・」
警備員「何だね君は?」
あばだんご「ここの警備を担当している者だが」
警備員「俺は聞いてないぞ他に警備員がいるなんて!それにその制服、全然違うところのものじゃないか!!」
あばだんご「は?あてぃし警備員なんですケド?」
あばだんご「そんなんじゃ社会に出てやっていけないんだよにぇ」
警備員「こちら〇〇、えー館内に不審者が2名ほど、一人は警備員の格好をしており、もうひとりは・・・」
あばだんご「インドーーーー!」
あとりえ「まぁ今回優勝できて、関西が日本でどれだけ強いかってのを見せれたんやないかなと思います。」
あばだんご「拙者ホロケット申し込み侍、ご挨拶仕る!」
あとりえ「それでも日本一ってのは勝ち続けてこそだと思いますんで、次の大会も楽しみにしとってください。以上です。」
あばだんご「ヴァー!」
暗闇の中でディスプレイは、まるで灯火のように男たちを照らしていた・・・
この永遠とも思える夜の暗闇に、人が飲み込まれてしまわないように、と。
その日のあばだんごチャンネルは異様な雰囲気に包まれていた。
「舌動かすの忘れてんよ〜」
「はい…」グッポグッポ
つい最近あばだんごがカス呼ばわりした若きスマブラーは、いまや順位で圧倒的格上の存在となってしまった。
そのツケとして、かつての暴言への"カウンター"が痛すぎる反射倍率で返ってきたのだ。
『これチャンネルごとBANされるでしょw』『同じSNBのtakeraさんとどっちがフェラ上手いと思いますか?』
コメント欄が阿鼻叫喚になる中、あばだんごは「奉仕」とスマメイト配信を同時にさせられていた。
当然こんな異常な状態で勝てるはずもない。あばだんごはレートを献上するだけの装置に成り下がっていた。
「ちょっとスマブラに集中しすぎている感じがしますね」
プハッ「つまり……つまり…?」
しかし、心身が屈服しきったあばだんごに正常な思考はもう残っていない。彼の思考は次の指示がなんなのか、どうやって従えばいいのか、それしか考えられない状態となっていた。
『モデいなくなってるwwコメント地獄すぎ』『しょーぐんさんに最上位プレイヤーのフェラランク表作って欲しいw』
読めないほどの速度で流れるコメント欄とただただ惨殺されるサムスとともに、かつて先駆者だった男が壊れていく狂気の配信はまだ終わりそうにない。
その様子を見守ることしかできず、古森霧は無力感と罪悪感を伴った異常な興奮に苛まれていた。
涙はとめどなく鼻をつたい床へと零れ落ちていくが、忙しく動く手がどうしても止められない。
「裕太…裕太…ごめんなぁ…。俺が少しでもお前のことを分かってやれていたら…こんなことには…」
混沌を極める画面を前に、古森霧は涙を流しながら鬱勃起の止まらない愚息を慰めることしかできなかった。
「ウェイ!wブフォーウ」
迷うことなくボスを最下位に蹴落とし誕生日の接待などお構いなしに場を凍らせる男の元に一通の通知が届いた。
『平日スマバト』
この1年あばだんごは欠かさずこの配信を見続けてきた。理由はただ1つ、憎き古川の無様な負けっぷりを見て1週間の活力に変えるためだ。
「今日は珍しく勝ち進んでるのか…」
最速敗退をしていた日には涙が滲むほど笑い果てたが、勝ち進むならばそれはそれで配信台で負ける姿を拝めるというものだ。
しかしあばだんごの予想に反してこもりきりはGFまで残った。スマバトで心中したベレスを捨ててまで。
ルーザーズを駆け上がって来たこんぱくととの1戦目、触れることも出来ずメテオで撃墜されたウルフに口角が上がる。が、違和感がぬぐえない。棒立ちのウルフが崖上がりを咎められない姿を見ても気分が高揚しない。何故、何かがおかしい。
リセットがかかった初戦、見違えるように相手を圧倒し始めるこもりきり。ウルフの空前空後を見て自然と拳を固く握るあばだんご。そこにある感情はもはや負の感情を纏ってなどいなかった。
着々と対応を重ね硬い立ち回りでリードを奪い倒しきる、あの時から変わらないスタイル。気持ちが昂るのを止められない。もう自分の気持ちに嘘はつけなかった。
こもりきりが勝利した瞬間あばだんごは思わず立ち上がった。自覚してしまった。この気持ちは、きっと───
『就活するのでオフには出れません』
その日、スマブラ界から二人の男が消えた。
あばだんご「あくたんヤろうよ」つ赤スパ
あくあ「じゃあ一回だけ///みんな部屋から抜けてくれる?///」
部屋からみんな出る
あばだんご「じゃあヤろうか、プロのテク魅せてやるよ」
あくあ「はい///お願いします///」
あばだんご「おらっ!どうだプロの神テクは!」
あくあ「上手しゅぎりゅうぅうううううううう///動きが(クルーとは)違いすぎりゅうううううう///」プシャァ
あくあ「あばだんごさんともう一回ヤりたい!〇〇さんちょっと抜けてくれない?(さっき抜けろって言っただろうが)」
クルー「ちくしょう…」イソイソ
あばだんご「しょうがないにゃ」ニチャァ
2回戦開始あくあまた敗北
あくあ「おっ♡おっ♡おほぉ…プロのテクしゅごぃ」ジュルル
あくあ「ふぁ、ファイナルラスト///」アヘェ
あばだんご「あくあ絶倫だなぁ^^」
あくあ「おい、クルーどけ」
クルー「うぅ…」イソイソ
あくあ「じゃあもう一回やろ?♡」
あばだんご「クルーとヤりたい」
こんなん酷すぎる…
「闘龍門極第九十六回優勝者はKEN! おめでとうございます〜!」
コロナウイルスが世界を混乱の渦に落としてから二年。
一時は人々の生活を激変させた騒動も日本国内は収束し、スマブラ界隈はかつての盛り上がりを取り戻し始めていた。
以前のような大型大会や海外大会は開催できないが、毎週の町内会、半年に一回の招待制の大会と、オフ大会に不足はない。
現日本最強のプレイヤー“KEN”は今日も平均視聴者数二万を超える闘龍門を優勝し、コメント欄は賞賛の声で溢れかえる。
『KENさん最強〜』
『空上からのコンボ上手すぎww』
『流石日本一や』
KENは慣れた調子で優勝インタビューも終え帰路につく。
優勝した喜びによる笑顔ではなく何故か渋い表情でパソコンの電源をつけると、すぐにyoutubeを開く。
いま破竹の勢いで登録者数を増やすyoutuberザクレイが、満面の笑顔でスマブラのオン対戦をプレイしていた。
「あー! そこで盾か〜! やるな〜〜!」
「好きなスーパーサイヤ人? ナッパです!」
「オンオフとか全然関係ないですよ! 楽しくやれればそれでいいと思いますっ!」
かつては辛辣な物言いと不遜な態度でアンチも多かった彼も、今は誰からも愛される大人気youtuber。
登録者は百万人を超え、ミリオン動画を何本も叩きだし、金も名誉も手に入れた。
誰もが知る有名人であるザクレイとKENは、ともにスマブラをプレイしお互いを高め合った親友だった。
画面の中の彼は笑っている。
誰が見ても幸せに見えるだろう。
しかし、KENは本当の日本一の変わり果てたその姿を見て、大粒の涙を流していた。
『MKLeoが〜』『空前空上落としが〜』
2019年某日、ザクレイは義務VIPでくだらないコメントにイライラさせられていた。
「あのさぁ…ここは俺の配信だからMKLeoとか関係ないやつの名前出すなや!」
「空上落とし上手いとかもさぁ……あんなん練習したら誰でもできるから!」
「MKLeoキッズ帰れよ、今度名前出したらブロックするぞ。あっ、スーパーサイヤ人さんスパチャありがとうございま〜す。2時間経ったからそろそろ配信終わるわ」
「ふぅ…」部屋の中が静まり返る、それに反して彼の心はグツグツと煮えたぎっていた。
(俺の配信のコメント欄どうにかならんかな……)
そう訪ねた闇色の空に、流れ星が小さくきらめいた。
2022年、壊滅したオフシーンにかすかな希望の灯火が照らされた。自粛後初の大規模オフ大会「ウメブラJM」。
日本の名だたる強豪が集まるこの大会で、ザクレイは苦戦しつつも敗者側から優勝した。
央川「ザクレイさん!久々の大規模大会、優勝おめでとうございます!」
ザクレイ「ありがとうございます!最近調子いいんで、今ならMKLeoも倒せそうです。」
央川「MKLeo選手?すみませんちょっと存じ上げないです……」
ザクレイ「え?」
会場はどよめく「MKLeoって誰?」「確かメキシコのプレイヤー」「メキシコって治安悪いイメージだけどスマブラとかあるんだな」
ザクレイは戸惑いを隠せなかった
「んで知らねぇんだよ……」「世界一のプレイヤーだぞ?普通動画とか見るだろ!」
会場に怒号が響き渡る。
『ザクレイイライラで草』『MKLeoって人は何使いですか?』『MKLeoとへろーさんってどっちが強いんだろ』
ウメブラ配信のコメント欄もお祭り状態になりモデレーター削除コメントが大半を占める。
央川「スマッシュブラザーズは世界でも競技シーンがあったんですね……すみません、勉強不足でした。」
ザクレイ「何でMKLeoを知らねぇんだよ。ガチで腕磨け言うてんねん!!滅べよ雑魚は!!!」
一筋のそれが流れ星のように流れると、あとはもう止まらなかった。鼻水と大粒の涙に顔を歪めウメブラ優勝者はコメント、観客、実況全てに当たり散らした。
『何でこの人怒ってるの?』『このコメントは……削除されました』『MKLeoって人がロンさんに勝てるとは思えんw』
かつて圧倒的な実力で常に大型大会のGFにいたあの男の姿も、実績も、使用キャラも全て観客の忘却の彼方へと消えていた。
ザクレイ「MKLeoがさぁ!!!空前空上落としがさぁ!!!」
静まり返った会場の広い空間に彼の怒号は残響となり、やがて消えていった。
スマバトが終わって数週間、コメ宅ではあとりえ、コメ、そして久しぶりにてぃーを迎え三人で研鑽を積んでいた
「もう時間遅いしまた来るわ、いつもありがとうなコメさん」
「もうそんな時間?お疲れ様ーまた来てねあとさん」
「おつかれー」
少し前と比べて嘘のように明るく、そして強く朗らかな好青年となったあとりえは、23時を回る前に必ず帰宅するようになっていた
「へぇーあとさん最近は早く帰るんだ。ちょっと前までは時間なんて気にしない人だったのに」
「・・・」
「あとさんって最近すごくいい感じだよね、何ていうか良い人?になったっていうか」
「・・・」
あとりえが帰宅し、いつもなら楽しい雰囲気のままお喋りが始まるはずが、妙に黙りこくるコメに対しててぃーは違和感を覚える
(俺がコメ宅に行けてなかった間に何かあったのかな?ちょっと聞いてみるか‥)
「どしたのコメさん、らしくないじゃん。もっと元気出してよせっかく久々に来たんだからさ」
「何かあったのなら相談乗るよ?友達じゃん俺ら」
てぃーの言葉に、珍しく思いつめたような顔をしているコメは慎重に口を開いた
「てぃー君はさ、最近のあとさんのことどう思ってる?」
「どう思ってるって言われても…ちょっと雰囲気変わったかな?突然どうしたのコメさ…
ドンドンドン!!
扉が激しく叩かれ
酷く暴力的で乾いた音が夜のコメ宅に響く
ドンドンドン!!
『コメさん!!俺や!開けてくれ!!』
ドンドンドン!!
「ははは…何だあとさんかーびっくりしたー。忘れ物でもしたのかな?」
ドンドンドン!!
『コメさん!!コメさん!!』
ドンドンドン!!
「・・・」
一向に玄関に向かう様子を見せないコメは何かを決意したような顔になり、てぃーを正面から見つめる
「てぃー君には話すか迷ってたけど、言わなきゃいけない時が来ちゃったみたいだね」
「どしたのコメさん?大丈夫?俺が出てくるよ」
「ドアを開けちゃだめだ。あれはあとりえ君じゃない。
あれは"XXX"だ。」
(何を言ってるんだこの種付けおじさんは…?
"XXX"?中二病もいい加減にしろよ!!!
もういい年だろお前もあとりえも!!!)
怯えた様な表情で頓珍漢な話をするコメに怒りを燃やしたてぃーは、その勢いのまま玄関へと向かう
しかし
「うっ…なんだこれ、フード…?」
とてつもない異臭、その原因は明らかだ
玄関の外から、パーカーのフードと思われる布が扉の下を通り溢れ出るように靴置き場を覆い尽くしていた
扉一枚を隔てた所にいる人影は紛れもなくあとりえ、声色も背格好も何もかも一致する
ただ、生物的な本能が訴えてくる
こいつはあとりえじゃない、別の何かだ
"XXX"だ、と
「そんなはずは…夢だ!こんなの夢に決まってる!!」
「夢じゃない。これは現実なんだ。話をしよう。スマブラに打ち込み続けた一人の男の話を」
いつの間にかてぃーの後ろに来ていたコメがゆっくりと話を始める
曰く、あとりえはスマブラに打ち込むため自分の弱い所を全て捨てたのだという
自己顕示欲やセルアウト欲、ましてや弱音を吐く自分の心までも全て
「あとりえ君は大切なモノを一度に捨て過ぎたんだ。そのせいで捨てられたモノ達が集まって一つの形を作り始めた」
「それが"XXX"。あれはあとりえ君であってあとりえ君じゃない、強さを追い求めた者に捨てられた悲しい残滓の塊だ」
「それじゃあ…余りにも救われないじゃないか…」
ドンドンドン!!
『開けてや!!コメさん!!』
ドンドンドン!!
ドンドンドンドンドンドン!
『ごめんなさい!次の3連休に予定してた3日連続コラボの件、一旦中止にさせてください!また別日で調整しますので⋯⋯』
突然のダイレクトメッセージ、送り主はバーチャルYoutuberのバフコさんだった。
彼女とは以前初めてコラボをしてからというもの、好きなゲームや使用キャラなど何かと気が合い良く絡むようになり、今ではかなりの頻度でコラボ配信をするようになっていた。
3連休の企画は自分も楽しみにしていただけに残念だ。しかし突然キャンセルなんて、なにかあったのだろうか。返信のついでに理由を聞いてみることにした。
『実はですね⋯⋯』
彼女の話すところによると、どうやら数週間前から視聴者と思われる匿名のアカウントから執拗にコラボをやめるようにメッセージが届いていたらしい。
最初の方は無視していたが、次第に脅迫めいた内容まで送られるようになり、遂に昨日
『コメの住所は抑えている。このままコラボを続けるならただで済むと思うな』
という恐ろしいメッセージが送られたようだった。
これが続くようなら警察に相談することも視野に入れているようだが、確かに相手は女性Vtuber、男の自分と頻繁にコラボするのを良く思わない視聴者もいるだろう。
あばだんごさんの例もある、自分も少し考えないといけないな⋯⋯
ドンドンドン!!!
少し疲れて休憩していると突然ドアを叩く騒音が響いた。
「コメさん!開けてや!」
「あとさん⋯⋯用があるなら電話でいいのに」
「次の3連休さ、泊まり込みで打ち込み出来へん?」
「ああ⋯⋯ちょうど予定なくなったからいいよ」
「やっぱり?ほんなら頼むわ!ほんまいつもありがとうな」
連絡も無しに戸を叩きに来る非常識さを除けば、最近のあとさんはスマブラに真剣な好青年そのものだった。
「ザクレイに勝つには関東のYouTuberどもみたいにセルアウトしてたらあかんからな!ほんまコメさん職人気質やわ、コメさんおるから関西でやる価値あるわ!」
去り際の笑顔もそれを物語る。
ただ⋯⋯気のせいだろうか?自分を見つめているはずの彼の目は、焦点が合っていないように見える。
それに、さっきの会話、よく考えたら
「これからも頼むで、一緒に打ち込もな!コメさん!」
朗らかに語りかける彼の目は黒い渦のようで、もう直視することは出来なかった。
【スマブラSP】全一シュルクのコメさんと夢の10先!?どうなっちゃうの!?【 #バフコメ騒動 】
待ちに待ったVTuberバフコさんとのコラボ配信。ハンデとしてこちらが5回勝ったらそれ以降は「おまかせ」となる10先企画は今、6-1で中盤に差し掛かっていた。
――ドンドンドン!!
8戦目。「おまかせ」で選ばれたのはポケモントレーナー。バフコさんがすかさず話しかけてくる。
「コメさん、ポケトレは使えるんですか?」
「ま、まぁ、使えないっちゃあ使えないんですけど……」
「あははは!」
「ただフシギソウはリーチがあって0.3シュルクみたいなところはあります!」
「えへへ、それけっこうないですかw?」
バフコさんとの会話が弾む。配信に笑いは絶えない。
――ドンドンドンドン!!!
「うわぁー!」「やった!」
バフコさんのメテオが決まり、ストックが並ぶ。ポケモンチェンジでゼニガメを呼び出す。
「ゼニガメ……コメさんがゼニガメ使ってるのってあんまり想像できないw」
「僕がオフで結構やる人はポケトレ使いで……大体分かるんですw」
「……ふふ。へぇー……」
バフコさんが朗らかに笑った――ドンドンドンドンドン!!!!
「ところでさっきからドンドンって音がしますけど……」
しまった遂に触れられてしまった。今日はバフコさんとのコラボだから宅オフは出来ないと言ったはずなのに。
「す、すいません、ちょっと見てきますね」
「はい。いってらっしゃいー!」
部屋を出て玄関の前まで行く――ドンドンドン!
「あとさん……今日はムリだって言ったでしょ……」
呆れ半分にドアを開けた。打ち込むのは良いけれど、少しは加減も――
「――すいませんコメさん! コラボ遅刻してしまいました!!」
「え?」
ドアの前に立っていたのは見知らぬ女性だった。でもその声自体は聞いたことがある。
「あ、あれ、バフコ……さん?」
「はい! 初めましてバフコです!」
「え……え……?」
その女性は紛う方なく「バフコさんの声」をしていた。バフコさんの中身だった。でもだとしたら、自分がさっきまでコラボしていたのは……?
「コメさん。戻ってきてはよ10先しようや……じゃなくて、しましょう!」
バフコさんの皮をかぶっていたのは――
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