兵庫県香美町村岡区大糠、道の駅「村岡ファームガーデン」で、精肉店の男性従業員が約5年10カ月にわたり、
仕入れた但馬牛(ぎゅう)の一部を飲食店に販売した売上金約850万円を着服していたことが、同町などへの取材で分かった。
昨年7月の発覚後、男性は8月までに全額を弁済し、9月に懲戒解雇された。
美方署が業務上横領容疑で捜査している。
同町や、道の駅を運営する第三セクター「むらおか振興公社」によると、男性は精肉店を開業した2009年12月から勤務するチーフ従業員。
地元の畜産会社から但馬牛を一頭買いし、精肉店での販売や、レストランで提供する肉の取り扱いを全て1人で担っていた。
同公社などによると、男性は13年9月〜19年6月、但馬の飲食店1軒に焼き肉用などの部位を卸売りした際、売上金の一部を着服。
1回当たりの販売量が少なく、帳簿にも未記載だったため気付かれなかったといい、総額は847万円に及んだという。
昨年7月、男性が飲食店に渡していた伝票が見つかり、横領が発覚。
同公社は8月、同署に被害届を提出した。
再発防止に向けて同公社は、精肉店の従業員を2人に増やし、チェック体制を強化。
代表取締役の男性(64)は
「高額な但馬牛の取り扱いには専門知識が必要だが、従業員1人に任せすぎた。
警察が捜査中なので詳しいことは分からないが、まさかという思い」と話している。
写真:道の駅「村岡ファームガーデン」の外観
以下ソース:神戸新聞 2020/7/17 05:30
https://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/202007/0013516589.shtml
仕入れた但馬牛(ぎゅう)の一部を飲食店に販売した売上金約850万円を着服していたことが、同町などへの取材で分かった。
昨年7月の発覚後、男性は8月までに全額を弁済し、9月に懲戒解雇された。
美方署が業務上横領容疑で捜査している。
同町や、道の駅を運営する第三セクター「むらおか振興公社」によると、男性は精肉店を開業した2009年12月から勤務するチーフ従業員。
地元の畜産会社から但馬牛を一頭買いし、精肉店での販売や、レストランで提供する肉の取り扱いを全て1人で担っていた。
同公社などによると、男性は13年9月〜19年6月、但馬の飲食店1軒に焼き肉用などの部位を卸売りした際、売上金の一部を着服。
1回当たりの販売量が少なく、帳簿にも未記載だったため気付かれなかったといい、総額は847万円に及んだという。
昨年7月、男性が飲食店に渡していた伝票が見つかり、横領が発覚。
同公社は8月、同署に被害届を提出した。
再発防止に向けて同公社は、精肉店の従業員を2人に増やし、チェック体制を強化。
代表取締役の男性(64)は
「高額な但馬牛の取り扱いには専門知識が必要だが、従業員1人に任せすぎた。
警察が捜査中なので詳しいことは分からないが、まさかという思い」と話している。
写真:道の駅「村岡ファームガーデン」の外観
以下ソース:神戸新聞 2020/7/17 05:30
https://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/202007/0013516589.shtml