7日午前9時5分ごろ、京都府京丹後市網野町沖の日本海で、
小型船が転覆しているのを近くの男性(69)が見つけ、京丹後署に通報した。
同署員や舞鶴海上保安部の職員らが同町小浜の岩場に漂着している船を確認した。
乗組員などはいなかった。昨年、日本沿岸に漂着や漂流が相次いだ
北朝鮮からとみられる木造船と特徴が似ているという。
同保安部によると、船は木造で長さ約10メートル、幅約3メートル。船体は黒色で船底は平らだった。
船尾が海中に沈んだ状態で、スクリューにはロープが巻き付いており、
船首左側に数字のような文字が記されていた。船をたたいて調べたが、内部から反応はなかった。
近くでハングル様の文字が書かれた板が見つかったが、船との関係は不明という。
同保安部は8日以降に詳しく調べる。
京都新聞 2018年01月07日 21時00分
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20180107000115
京都府京丹後市の岩場に漂着した木造船(7日、京都府京丹後市網野町小浜)
=舞鶴海上保安部提供
