2/22(土) 8:03 読売新聞オンライン
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詩と歌詞の違いについて興味深いことを語った。「歌詞は一筆書きのようにシンプルであるべきだと思う。意味の半分を音楽が担うことになるから」(写真・Steve Gullick)
![【音楽】PJハーヴェイが見つめる誕生と死のサイクル「歌詞はシンプルであるべきだ、意味の半分を音楽が担うから」 [湛然★]->画像>1枚](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20250221-00050063-yom-000-2-view.jpg)
著名な音楽賞マーキュリー・プライズを2度受賞した、英シンガー・ソングライターPJハーヴェイが8年ぶりとなる来日公演を3月に行う。自身の詩集を元に新境地を開いた10枚目の最新作「アイ・インサイド・ジ・オールド・イヤー・ダイイング」(ビッグ・ナッシング)や来日への思いを聞いた。(文化部 北川洋平)
■実力派シンガー・ソングライター、8年ぶり来日公演
「日本をあまり訪れることができないままキャリアを積んできたが、日本の方々の前でプレーし、日本の文化について学ぶことは大好き。風景や自然、そして人生への考え方は英国とは異なると思う。来日をとても楽しみにしてる」
近年は、英国の戦争に絡む負の歴史に目を向け、アフガニスタンやコソボを訪れて紛争や貧困の現実に向き合った作品を発表してきた。前回の世界ツアーを終えた2017年以降は、自身を見つめ直す時間をとったという。
「前々作、前作からのプロジェクトの規模を変える必要性を強く感じていたの。それぞれとても外向きで政治的なレコードで、長い間、世界の闇に向き合ってきた。その分、私自身をケアする必要があり、小さなことに目を向けるための時間が必要だった」
■「全てを包み込む美しいショーになる」
そうした時を経て23年に発表した最新作は一転、古里ドーセット地方の古語も用いた自身の第2詩集『Orlam』がモチーフ。ある少女の恋心や成長を、生々しい自然描写や信仰の世界を織り交ぜながら歌った。
独自の深みをみせる世界を、伝統的なフォーク音楽や浮遊感のある電子音を取り入れて表現。自身の原点に立ち返り、足元を見つめるような作品の中に、エルビス・プレスリー「ラブ・ミー・テンダー」のフレーズが折々に登場するのも余韻を深める。「誕生と死のサイクル、愛と優しさなど全てが私にとって重要なテーマ」と語る。
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